フレームアップ

デジタル大辞泉 「フレームアップ」の意味・読み・例文・類語

フレーム‐アップ(frame-up)

事件捏造ねつぞうしたり、人に無実の罪を着せたりすること。政治的反対者を孤立させ、弾圧・攻撃する口実とするために用いられる。でっちあげ。

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精選版 日本国語大辞典 「フレームアップ」の意味・読み・例文・類語

フレーム‐アップ

〘名〙 (frame-up) 事件や犯人をでっち上げること。政治的反対者を孤立させ、弾圧、攻撃の口実とするために用いられる。捏造。ぬれぎぬ。〔モダン辞典(1930)〕

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改訂新版 世界大百科事典 「フレームアップ」の意味・わかりやすい解説

フレームアップ
frame-up

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のフレームアップの言及

【でっちあげ】より

…私利私欲や政治的目的などのために,特定の人物や集団を標的に選び,虚偽の事実によって犯罪の筋書きを捏造(ねつぞう)し,また作為的に事件を惹起して,〈犯人〉をスケープゴートに仕立てあげ,じゃま者として排除し追放していく情報操作や事件操作の技術。フレームアップともいう。その攻撃対象とされ犠牲となる側からみれば,それは虚偽を動員した悪質な策略,不当な陰謀ということになる。…

※「フレームアップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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