七度詣(読み)しちどもうで

精選版 日本国語大辞典 「七度詣」の意味・読み・例文・類語

しちど‐もうで ‥まうで【七度詣】

〘名〙 神社に、一日七度参詣すること。特に、京都伏見の稲荷神社に一日七度参拝すること。
※枕(10C終)一五八「まろは七度詣(しちドマウデ)し侍るぞ。三度はまうでぬ。いま四たびはことにもあらず。まだ未には下向しぬべし」

ななたび‐もうで ‥まうで【七度詣】

〘名〙 一日のうちに七度同じ社寺に参詣すること。七度参り。
※能因本枕(10C終)一六二「丸は七たひまうてし侍ぞ、三たびは詣でぬ、いま四度はことにもあらず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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