人甲斐(読み)ヒトガイ

デジタル大辞泉 「人甲斐」の意味・読み・例文・類語

ひと‐がい〔‐がひ〕【人×斐】

人としての生きがい人間らしいしるし。
「―もなき今の身を語れば主従と知らるることぞ悲しき」〈謡・烏帽子折

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精選版 日本国語大辞典 「人甲斐」の意味・読み・例文・類語

ひと‐がい ‥がひ【人甲斐】

〘名〙 人としての資格。人らしいしるし。人としての生きがい。
謡曲・烏帽子折(1480頃)「身のなる果ての牛若丸、人がひもなき今の身を」

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