付歌(読み)ツケウタ

デジタル大辞泉 「付歌」の意味・読み・例文・類語

つけ‐うた【付(け)歌】

神楽歌催馬楽さいばら今様いまようなどで、主な唱者の独唱に続いて他の人が和して歌うこと。また、その歌。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「付歌」の意味・読み・例文・類語

つけ‐うた【付歌】

〘名〙 神楽歌・催馬楽・朗詠などで主唱者の独唱のあと、それを助けて斉唱すること。また、斉唱する人。助音(じょいん)
※中右記‐寛治五年(1091)正月二二日「堪管絃殿上人、依参進、有御遊之興琵琶 内大臣基綱朝臣、和琴 有賢、笙 予、笛 三位中将宗通朝臣、拍子民部卿、源大納言、皇后宮権大夫、政長朝臣等付歌也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android