六十里越(山形)(読み)ろくじゅうりごえ

百科事典マイペディア 「六十里越(山形)」の意味・わかりやすい解説

六十里越(山形)【ろくじゅうりごえ】

山形県寒河江(さがえ)川上流月山沢から湯殿山西の鞍部(あんぶ)を越え,鶴岡市南方に出る山道大越(おおごえ)(913m)と細越(旧六十里越街道,629m)の2峠があり,出羽三山参拝路であった。江戸後期には3万人余の行者が通行したという。現在は国道112号に当たり,月山(がっさん)への登山に利用される。

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