兵に常勢無し(読み)ヘイニジョウセイナシ

デジタル大辞泉 「兵に常勢無し」の意味・読み・例文・類語

へい常勢じょうせい

《「孫子虚実から》戦争は、敵情に応じて臨機応変に行うべきで、こうすべきだという決まったやり方はない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「兵に常勢無し」の意味・読み・例文・類語

へい【兵】 に 常勢(じょうせい)(な)

(「孫子‐虚実」の「水因地而制流、兵因敵而制勝。故兵無常勢、水無常形、能因敵変化而取勝者、謂之神」から) いくさをする場合、敵情に応じた臨機応変の処置をとるべきであり、こうやればよいというきまった態勢があるわけではない。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android