其代(読み)そんだい

精選版 日本国語大辞典 「其代」の意味・読み・例文・類語

そん‐だい【其代】

〘名〙 (「そのだい(其代)」の変化した語) そのかわり。
浄瑠璃三浦大助紅梅靮(1730)二「そんだいに筆買(か)やろと墨買やろと、そりゃ其方(そなた)の銭で買や」

その‐だい【其代】

〘名〙 そのかわり。そんだい。
※虎明本狂言・財宝(室町末‐近世初)「さやうの道具はなんぢらがおやおやにゆづってもたぬ程に、其だいに、銭を百貫づつとらするぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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