内福(読み)ナイフク

デジタル大辞泉 「内福」の意味・読み・例文・類語

ない‐ふく【内福】

[名・形動]見かけよりも内実が豊かなこと。内証の裕福なこと。また、そのさま。「内福な人」
「―の聞えある男爵家の」〈魯庵破垣

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内福」の意味・読み・例文・類語

ない‐ふく【内福】

〘名〙 (形動) うわべよりも内実が裕福であること。また、そのさま。
日葡辞書(1603‐04)「Naifucu(ナイフク) シタ ヒト」
浮世草子好色万金丹(1694)一「しわくうまれついたるは、糠の昔も内福(ナイフク)の今もかはらず」 〔列子‐力命〕

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