内実(読み)ナイジツ

デジタル大辞泉 「内実」の意味・読み・例文・類語

ない‐じつ【内実】

内部実情うちまく。「苦しい内実を訴える」
(副詞的に用いて)本当のところ。その実。「度を過ぎた親切に内実迷惑している」
[類語]実際内容こっそり忍びやかそっと秘密内内うちうち内内ないない内輪内部内密内幕内裏うちうら内緒内証内分内聞内情隠密おんみつ極秘ごくひ厳秘げんぴ丸秘まるひ機密枢密すうみつ天機機事密事秘事暗部隠し事秘め事みそか事内緒ないしょ秘中の秘みそひそ秘めやか内懐うちぶところ楽屋裏裏面

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精選版 日本国語大辞典 「内実」の意味・読み・例文・類語

ない‐じつ【内実】

  1. 〘 名詞 〙 内部の実情。内部の実質。うちまく。また、副詞的に用いて、その実、実のところ、実際の意を表わす。
    1. [初出の実例]「外称相随、内実相叛」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. [その他の文献]〔呉志‐陸遜伝〕

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普及版 字通 「内実」の読み・字形・画数・意味

【内実】ないじつ

実情。

字通「内」の項目を見る

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