デジタル大辞泉
「円らか」の意味・読み・例文・類語
つぶ‐らか【▽円らか】
[形動][文][ナリ]まるいさま。また、まるくて、かわいらしいさま。
「目を―にして口をつぐむ」〈鏡花・婦系図〉
まろ‐らか【▽円らか】
[形動ナリ]まるまるとしているさま。まろやか。
「腕をさし出でたるが―にをかしげなるほども」〈源・宿木〉
つづら‐か【▽円らか】
[形動ナリ]驚いたり恐れたりして、目を丸くするさま。
「そこに目も―なる小法師にてついゐさせ給へるものか」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉
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