品陀真若王(読み)ほんだまわかのおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「品陀真若王」の解説

品陀真若王 ほんだまわかのおう

古事記」にみえる景行天皇の孫。
五百木之入日子命(いおきいりひこのみこと)の子。3人の娘を応神天皇の妃とし,次女の中日売(なかつひめの)命は大鷦鷯(おおさざきの)命(のちの仁徳天皇)を生んだ。応神天皇の和風諡号(しごう)である誉田別尊(ほむたわけのみこと)と類似した名で,王統をつなぐためこの話がつくられたとする見解もある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android