(読み)ゴウ

デジタル大辞泉 「囂」の意味・読み・例文・類語

ごう【囂】[漢字項目]

[音]ゴウ(ガウ)(呉)(漢) [訓]かまびすしい
人の声が騒がしい。やかましい。「喧喧囂囂けんけんごうごう

かま【×囂】

形容詞「かまし」の語幹か》やかましいこと。うるさいこと。感動詞「あな」とともに用いられる。
「あな―。幼き人な腹立てそ」〈浮舟

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「囂」の意味・読み・例文・類語

かしがまし【囂】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のの言及

【殷】より

…大乙は都を亳(はく)(河南省偃師(えんし)県)におき,以後黄河中流域に勢力を保った。しかし前15世紀後半の第10代中丁のときには都を囂(ごう)(河南省鄭州市)に移した。中丁以前を殷前期(代表的遺跡の偃師県二里頭遺跡の名により二里頭期ともいう)とし,以後を中期(鄭州市二里岡遺跡により二里岡期ともいう)とする。…

【鄭州】より

…城址内の北側の東里路付近では多数の宮殿址が発見され,鄭州殷代故城が殷中期の,前1600年ころの国都であった可能性が強まっている。《史記》や《竹書紀年》によれば,殷10代の王〈仲丁〉は(ごう)(囂)に都したとあるが,鄭州殷代故城をこのに比定する説が有力である。古城址の調査とともに住居跡や墳墓,さらに城壁の外には銅器鋳造所,陶器・骨器製造所跡なども発見された。…

※「囂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」