喧喧囂囂(読み)ケンケンゴウゴウ

デジタル大辞泉 「喧喧囂囂」の意味・読み・例文・類語

けんけん‐ごうごう〔‐ガウガウ〕【××××囂】

[ト・タル][文][形動タリ]大勢の人がやかましく騒ぎたてるさま。「議論が紛糾して喧喧囂囂たる場内
[類語]囂囂喧喧諤諤侃侃諤諤うるさいやかましい騒騒しい騒がしいかまびすしいかしましいにぎやか口うるさい口やかましい小やかましい騒然喧騒けたたましい丁丁発止舌戦議論口論論議論戦論争争論激論談論風発甲論乙駁口角泡を飛ばす

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精選版 日本国語大辞典 「喧喧囂囂」の意味・読み・例文・類語

けんけん‐ごうごう‥ガウガウ【喧喧囂囂】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動ナリ・タリ ) やかましく騒がしいさま。多くの人が口やかましく騒ぎたてるさま。
    1. [初出の実例]「二十余名打ち集(つど)いて喧々囂々(ケンケンガウガウ)」(出典:火の柱(1904)〈木下尚江一四)

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四字熟語を知る辞典 「喧喧囂囂」の解説

喧喧囂囂

やかましく騒がしい様子。多くの人が口やかましく騒ぎたてる様子。

[活用] ―たる・―と・―として。

[使用例] 洋燈カンカンと輝くもとには、八九才より十二三才に至る少年少女二十余名打ちつどいて喧々囂々[木下尚江*火の柱|1904]

[使用例] 会社でも工場でも、官庁でさえも、職場大会がひらかれて、喧々囂々、にぎやかなはなしだ[石川達三*風にそよぐ葦|1949~51]

[解説] 「喧喧」はやかましい様子。「囂囂」は声や音の騒がしい様子。

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