国造田(読み)コクゾウデン

デジタル大辞泉 「国造田」の意味・読み・例文・類語

こくぞう‐でん〔コクザウ‐〕【国造田】

奈良平安時代国造に支給された田地

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「国造田」の意味・読み・例文・類語

こくぞう‐でん コクザウ‥【国造田】

〘名〙 令制で、一国一員の律令国造のために用意された職田。郡大領の職田と同じ六町程度が支給された。大宝二年(七〇二)に定められた、律令国造に任命される有資格氏族の数だけ設定された。見任国造田と闕国造田の二種がある。一〇世紀以降には消滅する。〔令集解(738)〕

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