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職田 しょくでん zhi-tian; chih-t`ien

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

職田
しょくでん
zhi-tian; chih-t`ien

中国史上,在任中の官吏に給与された土地。上古の圭田の後身とされ,六朝時代,隋,唐と漸次整備された。唐制では職分田と呼び,京官,外官とも官品に応じ 12~2頃 (けい) と規定され,公田の一種として収穫の約半分にあたる小作料を徴収し,職田被給者の所得とした。

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デジタル大辞泉の解説

しき‐でん【職田】

律令制で、中央の大納言以上および国司郡司大宰府官人などの地方官に官職に応じて支給された田。大宝令では在外諸司のものは公廨田(くがいでん)といったが、養老令ではすべて職田といった。原則として不輸租。職分田(しきぶんでん)。しょくでん。→不輸租田

しょく‐でん【職田】

しきでん(職田)

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百科事典マイペディアの解説

職田【しきでん】

職分田

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世界大百科事典 第2版の解説

しきでん【職田】

8世紀初頭の大宝令制で,中央の太政大臣・左右大臣・大納言に,その官職に応じて40~20町の範囲で支給した田地,および郡司に支給した郡司職田のことをいう。養老令では,これら職田と在外諸司の大宰府官人および国司に与えられた公廨田(くがいでん)を含めて,職分田(しきぶんでん)と称する。実質的には職田と公廨田は区分がなく,職分田と同一と考えられる。職分田を職田とも称することがある。大納言以上の職田は不輸租田で(《延喜式》は輸租田),百姓の賃租によって耕作された。

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大辞林 第三版の解説

しきでん【職田】

しょくでん【職田】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

職田
しきでん

律令制(りつりょうせい)的土地制度の地目の一つ。養老令(ようろうりょう)では職分田(しきぶんでん)。職田には、(1)大納言(だいなごん)以上に与えるもの、(2)大宰府(だざいふ)の官人(史生(ししょう)以上)および各国司(史生以上)に与えるもの(これは大宝令(たいほうりょう)では公廨田(くがいでん)といった)、(3)各郡司の「主帳(しゅちょう)」以上に与えるもの、の3種類があった。いずれも職務に対して支給されるものであり、その所有は在職期間に限られた。納税の有無についていえば、(1)(2)はともに不輸租田(ふゆそでん)(ただし(1)は貞観(じょうがん)主税式では輸租となっている)、(3)は輸租田であった。耕営の方法は、(1)は農民の賃租(土地の借耕)による経営、(2)は耕作のため国家から支給される正丁(せいてい)(事力(じりき))による徭役(ようえき)労働、(3)は賃租または自家労働力による経営であったと推定されている。[村山光一]

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世界大百科事典内の職田の言及

【公廨田】より

…在外諸司の大宰府官人と国司の史生(ししよう)以上に支給された田地。ただし,これは公廨(官庁)ではなく,官職に対して支給されたので,実質的には職田(しきでん)と区別がなく,養老令ではともに職分田(しきぶんでん)と呼ばれた。公廨田は不輸租田である。…

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