大入札(読み)おおいりふだ

精選版 日本国語大辞典 「大入札」の意味・読み・例文・類語

おおいり‐ふだ おほいり‥【大入札】

〘名〙 近世の大劇場で、櫓下腕木を出し、当たり的(まと)を吊り、その下へ「大入」と書いて貼りつけた紙。現今では頭取部屋の前に勘亭流で書いてたてる塗板をいう。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

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