おお‐いれおほ‥【大入】
- 〘 名詞 〙
- ① 大坂で、大晦日(おおみそか)に歌舞伎芝居の徒が、景気を祝うために、しでを振りながら市内各所を踊りあるく行事。〔大坂繁花風土記(1814)〕
- ② 歌舞伎で、初日の前日の総稽古を無料で見せること。旅興行では、この日に「翁渡し」を演じ、一日の狂言の一部を見せた。〔戯場楽屋図会(1800)〕
- ③ 一方の材の、端部の全断面を他の材に差し込む仕口(しぐち)。差し込む材の端部が斜めに切り落としてあるものを傾(かた)ぎ大入れ、大入れの先端がさらに枘差(ほぞざし)になっているものを大入れ枘差しという。追入(おいれ)。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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