大地の粒(読み)だいちのつぶ

事典 日本の大学ブランド商品 「大地の粒」の解説

大地の粒

[加工食品]
琉球大学(沖縄県中頭郡西原町)の大学ブランド。
大豆プロテイン発酵食品。発酵食品・豆腐ように関する研究をすすめる農学部・安田正昭教授らが、株式会社トロピカルテクノセンター(うるま市)及び琉球セメント株式会社(浦添市)と共同研究を実施、ミネラルイソフラボン、機能性ペプチドなどが豊富な大豆タンパク質発酵食品の開発と商品化に成功した。2002(平成14)年、琉球セメント株式会社から発売。分離大豆タンパク質を、紅麹・黄麹を含む液で発酵させた乾燥粒タイプの栄養機能食品。なお、分離大豆タンパク質は、必須アミノ酸を多く含み、コレステロール調整効果やがん予防、血圧降下作用があることで知られ、健康食品として注目されている。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android