大物車(読み)おおものしゃ

精選版 日本国語大辞典 「大物車」の意味・読み・例文・類語

おおもの‐しゃ おほもの‥【大物車】

〘名〙 貨車一つボイラー変圧器など超大型の重量貨物の輸送に用いられる無蓋(むがい)貨車。旧国鉄での貨車記号は「シ」。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の大物車の言及

【貨車】より

…積載重量15t程度の小型貨車は2本の車軸をばねを介して車体に取り付けた2軸貨車が使用され,積載重量30t程度の大型貨車では台車の上に車体をのせた2軸ボギー貨車が一般的である。さらに積載重量が大きい場合は3軸ボギーやこれらの組合せが利用され,最大積載重量280t,28軸の大物車までが使用されている。海外では貨物輸送が鉄道に依存しているところも多く,これらの国では旅客列車よりも貨物列車のほうが主体となっている。…

※「大物車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android