女功(読み)ジョコウ

デジタル大辞泉 「女功」の意味・読み・例文・類語

じょ‐こう〔ヂヨ‐〕【女功/女紅】

女性手仕事機織り裁縫など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「女功」の読み・字形・画数・意味

【女功】じよ(ぢよ)こう

女の仕事。〔史記、貨殖伝〕是(ここ)に於て太其の女功をめ、技巧を極め、魚鹽をぜしむ。則ち人物之れに歸す。

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世界大百科事典(旧版)内の女功の言及

【裁縫】より

…家庭の教育は子女がかなりの年齢になったとき母親や姉などに手引きされ教えられるもので,明治の初めころまでは主としてこれのみで行われた。江戸中期の貝原益軒の《和俗童子訓》には〈女子は十歳より外に出ず,閨門(けいもん)の内にのみ居て,織り縫ひ,うみつむぐわざを習はしむべし〉といい,また1661年(寛文1)刊の《女式目》には〈女子は早くより女功を教ゆべし。女功とは織り,縫ひ,紡ぎ,濯(すす)ぎ,洗ひ,又は食を調ふるわざを言ひ……〉と説いている。…

※「女功」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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