姉御前(読み)アネゴゼ

デジタル大辞泉 「姉御前」の意味・読み・例文・類語

あね‐ごぜ【姉御前】

姉を敬っていう語。
母上も―も」〈謡・竹雪〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「姉御前」の意味・読み・例文・類語

あね‐ごぜ【姉御前】

〘名〙 (「ごぜ」は接尾語) =あねご(姉御)
※大観本謡曲・竹雪(室町末)「われのみならず母上も姉御(あねごぜ)も思ひは、長松の風、身にしむばかり更くる夜の」

あね‐ごぜん【姉御前】

幸若信太(室町末‐近世初)「いささせ玉へ姉こせん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android