姉御前(読み)アネゴゼ

デジタル大辞泉 「姉御前」の意味・読み・例文・類語

あね‐ごぜ【姉御前】

姉を敬っていう語。
母上も―も」〈謡・竹雪〉

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精選版 日本国語大辞典 「姉御前」の意味・読み・例文・類語

あね‐ごぜ【姉御前】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ごぜ」は接尾語 ) =あねご(姉御)
    1. [初出の実例]「われのみならず母上も姉御前(あねごぜ)も思ひは、長松の風、身にしむばかり更くる夜の」(出典:大観本謡曲・竹雪(室町末))

あね‐ごぜん【姉御前】

  1. 〘 名詞 〙あねごぜ(姉御前)
    1. [初出の実例]「いささせ玉へ姉こせん」(出典:幸若・信太(室町末‐近世初))

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