小口書(読み)コグチガキ

デジタル大辞泉 「小口書」の意味・読み・例文・類語

こぐち‐がき【小口書(き)】

和装本の上または下の小口に、書名巻数などを書きつけること。また、その書いたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小口書」の意味・読み・例文・類語

こぐち‐がき【小口書】

〘名〙 書物などの小口に、題号数量などを記して他のものと区別したりさがし出すのに便利なようにしたもの。
※俳諧・瀬とり舟(1704)「書の山の外題二葉の小口書」

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