小平義雄(読み)こだいら よしお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小平義雄」の解説

小平義雄 こだいら-よしお

1905-1949
明治38年1月28日生まれ。海軍にはいり,中国での戦功で昭和4年勲八等旭日(きょくじつ)章。のち義父を殺害し,懲役刑となる。仮出所後の20年から女性7名(立件10名)を殺害,23年死刑判決をうける。昭和24年10月5日処刑。45歳。栃木県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の小平義雄の言及

【快楽殺人】より

…性交中の殺人や死体損壊が性的興奮を著しく亢進させるために行われる。内村祐之によって報告された大量女性殺人犯小平義雄は,被害者の首を絞め仮死状態においての性交を好んだ。クラフト・エービングの報告する例では,乳房の切断,性器の剔出(てきしゆつ),内臓の引出し,四肢解体など酸鼻な行為が多い。…

※「小平義雄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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