山武[株](読み)やまたけ

百科事典マイペディア 「山武[株]」の意味・わかりやすい解説

山武[株]【やまたけ】

総合オートメーション機器メーカー。1906年山口武彦が工作機械工具商山武商会を創業欧米の機器を輸入販売。1949年山武計器として設立。1952年米国ハネウエル社と技術提携契約を締結し,1953年に資本提携マイクロスイッチや空調用制御機器の製造・販売を開始したことを契機に,プロセス・オートメーション,ファクトリー・オートメーション,ビルディング・オートメーションへと事業を拡大。自動制御関連製品・システムの中でも,特に空調制御に強いことで知られる。1956年山武ハネウエルに社名変更,1998年7月ハネウエル社との資本提携を解消し現社名に戻る。本社東京。2011年資本金105億円,2011年3月期売上高2192億円。売上構成(%)は,ビルディングオートメーション46,アドバンスオートメーション37,ライフオートメーション15,その他2。
→関連項目日本精工[株]

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