序品(読み)ジョホン

デジタル大辞泉 「序品」の意味・読み・例文・類語

じょ‐ほん【序品】

《「品」は章の意。「じょぼん」とも》
経典の前書きの部分。その経典の因縁成立などを記した章。
法華経」二十八品のうちの第一品。釈迦しゃかが「法華経」開説の理由を述べた章。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「序品」の意味・読み・例文・類語

じょ‐ぼん【序品】

〘名〙 (「じょほん」とも。「品」は章の意)
① 経典の前書きの部分。経典の説かれる因縁(いんねん)などを示した章。
② 特に、法華経二十八品(ほん)のうちの第一品。〔法華義疏(7C前)〕

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