愚陋(読み)ぐろう

精選版 日本国語大辞典 「愚陋」の意味・読み・例文・類語

ぐ‐ろう【愚陋】

〘名〙 (形動) おろかでいやしいこと。また、そのさま。愚劣
※新撰朗詠(12C前)下「愚陋にしては論ぜず官の好悪、唯歓ぶ名字か除書に入ることを〈高丘五常〉」 〔荘子盗跖

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「愚陋」の読み・字形・画数・意味

【愚陋】ぐろう

おろかでつまらない。〔荘子、盗跖〕夫(そ)れ規(ただ)すに利を以てすべくして、諫むるに言を以てすべきは、皆愚陋なる恆民の謂(いひ)のみ。

字通「愚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android