精選版 日本国語大辞典「愚劣」の解説
ぐ‐れつ【愚劣】
〘名〙 (形動) おろかで、能力が劣っていること。ばからしくて、何のねうちもないさま。くだらないさま。
※続日本後紀‐承和一五年(848)正月乙酉「負乗之災、免レ鍾二愚劣一」
※吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一「教師としては口にすべからざる愚劣(グレツ)の考であるが」 〔漢書‐谷永伝〕
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