デジタル大辞泉 「好悪」の意味・読み・例文・類語 こう‐お〔カウヲ〕【好悪】 好むことと憎むこと。好き嫌い。「好悪が激しい」「好悪の念」[類語]好き嫌い・選り好み 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「好悪」の意味・読み・例文・類語 こう‐おカウヲ【好悪】 〘 名詞 〙 ( 「悪(お)」は「にくむ」の意 ) 好んだり憎んだりすること。好きなことときらいなこと。好ききらい。[初出の実例]「世上多年迷二好悪一、花前一日忘二身名一」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)三・池亭翫花〈輔仁親王〉)「装釘の意匠なんぞに強列な好悪(カウヲ)がある」(出典:羽鳥千尋(1912)〈森鴎外〉)[その他の文献]〔礼記‐楽記〕 こう‐あくカウ‥【好悪】 〘 名詞 〙 物事のよしあし。また、すききらいの意に用いることもある。[初出の実例]「他人の好悪(カウアク)(〈注〉ヨキアシキ)長短をとかざれ」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「好悪」の読み・字形・画数・意味 【好悪】こうお(かうを) 好ききらい。嗜向。〔礼記、王制〕市に命じて賈をれしめ、以て民の好惡するをる。字通「好」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報