手煎じ(読み)テセンジ

デジタル大辞泉 「手煎じ」の意味・読み・例文・類語

て‐せんじ【手煎じ】

自分で茶を煎じること。
「茶の香もうすき―を、心ばかりのもてなしにて」〈読・稲妻表紙・四〉
自分で炊事すること。貧乏で、奉公人をおけない生活
「身の裸になる事はさておき、後には―する事」〈浮・織留・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android