挺・梃・丁(読み)ちょう

精選版 日本国語大辞典 「挺・梃・丁」の意味・読み・例文・類語

ちょう チャウ【挺・梃・丁】

〘接尾〙 (「丁」は書き換え字)
① 鋤(すき)・槍(やり)・銃・艪(ろ)・墨・蝋燭(ろうそく)三味線など、細長い器具の類を数えるのに用いる。
※十巻本和名抄(934頃)五「大墨一挺」
駕籠人力車など、乗り物を数えるのに用いる。
御伽草子・三人法師(室町末)上「塵取(ちりとり)一ちゃう、すがるやかに出たち」
③ 酒、しょうゆなどの樽(たる)を数えるのに用いる。
※浪花聞書(1819頃)「一挺 酒醤油など 一樽の事をかくいふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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