しょうゆ

食の医学館 「しょうゆ」の解説

しょうゆ

《栄養と働き&調理のポイント》


 日本料理の味付けに不可欠なしょうゆは、いまや、世界中でも愛好される代表的な調味料の1つとなりました。
○栄養成分としての働き
 しょうゆには、原料ダイズたんぱく質が発酵してできたアミノ酸が豊富なほか、ミネラルやビタミンB群も含まれています。
 ただ、その使用量から考えて、栄養的に大きなウエイトを占めるものとはいえません。
 しかし、豊かな香気成分食欲を刺激したり、アミノ酸が胃液分泌(ぶんぴつ)をうながすことで、食欲不振の解消に役立ちます。
 昔から番茶にしょうゆを2~3滴たらしたものは、胸つかえに用いられてきました。また、抗菌作用があるので、食材を漬けておくと保存に役立ちます。
 しょうゆには濃口(こいくち)、薄口(うすくち)、たまり、白しょうゆなどの種類があります。一般によく使われるのは濃口、煮ものを色薄くきれいに仕上げたいときは薄口や白しょうゆ、刺身の付けしょうゆにはたまりが好適です。
 なお、しょうゆに含まれる塩分は濃口よりも薄口のほうが高いので、料理に合わせて使いわけましょう。腎臓病(じんぞうびょう)高血圧の人はとりすぎに注意しましょう。

出典 小学館食の医学館について 情報

事典・日本の観光資源 「しょうゆ」の解説

しょうゆ

(三重県)
伊賀のたからもの100選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android