摂善法戒(読み)しょうぜんぼうかい

精選版 日本国語大辞典 「摂善法戒」の意味・読み・例文・類語

しょうぜんぼう‐かい セフゼンボフ‥【摂善法戒】

〘名〙 仏語三聚浄戒(さんじゅじょうかい)一つ。一切の諸善をすすんで行なうこと。
※勝鬘経義疏(611)十大受章「名為摂善法戒
正法眼蔵(1231‐53)受戒「摂善法戒、汝従今身仏身、此戒能持否」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「摂善法戒」の意味・わかりやすい解説

摂善法戒
しょうぜんぼうかい

仏教用語。三聚戒の一つ。みずから進んで,ありとあらゆる善を実行するという戒め。大乗仏教の求道者の守るべき戒めの一つ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報