文金(読み)ぶんきん

精選版 日本国語大辞典 「文金」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐きん【文金】

〘名〙
江戸時代、元文元年(一七三六)から発行された元文小判および一分金異称裏面の右上部に「文」字の年代標識が打たれているので、「文字金」ともいわれた。
② 「ぶんきんたかしまだ(文金高島田)」の略。〔随筆歴世女装考(1847)〕
※雑俳・雲鼓評万句合‐寛延三(1750)「文金のあたまからして男みそ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「文金」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐きん【文金】

文字金ぶんじきん」の略。
文金高島田」の略。
文金風」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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