旧廬(読み)きゅうろ

精選版 日本国語大辞典 「旧廬」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ろ キウ‥【旧廬】

〘名〙 昔、住んでいた庵。また、古くから住んでいる家。
四河入海(17C前)六「我故郷蜀の旧廬の事を思出すぞ」
※カーライル博物館(1905)〈夏目漱石〉「只カーライルの旧廬のみは六ペンス払へば何人でも又何時でも随意に観覧が出来る」 〔後漢書‐明帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「旧廬」の読み・字形・画数・意味

【旧廬】きゆう(きう)ろ

もと住んだ家。晋・向秀思旧の賦の序〕余きて將(まさ)に西に(ゆ)かんとし、其の廬を經たり。時に日淵(ぐゑん)に(せま)り、冰凄然たり。

字通「旧」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android