明蓮(読み)みょうれん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「明蓮」の解説

明蓮 みょうれん

?-? 平安時代後期の僧。
法隆寺にはいり,法華経をよむが,8巻めがどうしても暗誦できなかった。伯耆(ほうき)(鳥取県)大山(だいせん)の神のお告げで,前世にその巻だけ聴聞しなかったことが原因とわかる。以後勤行に精励し,ついに法華経を暗誦できたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例