伯耆(読み)ほうき

精選版 日本国語大辞典 「伯耆」の意味・読み・例文・類語

ほうき はうき【伯耆】

山陰道八か国の一つ。大化改新で一国となる。鎌倉時代は六波羅探題南方(北条氏)が守護を兼ね、室町時代は山名氏が守護を世襲。江戸初期に米子黒坂倉吉・八橋などの諸藩が置かれたが、元和三年(一六一七)以後池田氏が領有。廃藩置県後鳥取県・島根県を経て、明治一四年(一八八一)鳥取県の西部となる。伯州。伯。

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防府市歴史用語集 「伯耆」の解説

伯耆

 律令[りつりょう]時代に定められた国の1つで、鳥取県の西半分にあたります。国府[こくふ]は現在の倉吉市にありました。

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デジタル大辞泉 「伯耆」の意味・読み・例文・類語

ほうき〔はうき〕【伯耆】

旧国名の一。山陰道に属し、鳥取県の中西部にあたる。伯州。

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