時司(読み)トキヅカサ

デジタル大辞泉 「時司」の意味・読み・例文・類語

とき‐づかさ【時司】

古代陰陽寮おんようりょうに属し、時刻報知をつかさどった役所。また、その役。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「時司」の意味・読み・例文・類語

とき‐づかさ【時司】

〘名〙 陰陽寮に所属して、時刻を知らせることを任務とした職。漏刻(ろうこく)博士。また、その役所。
※枕(10C終)一六一「ときづかさなどは、ただかたはらにて、鼓(つづみ)の音も例のには似ずぞ聞こゆるを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android