束せき(読み)そくせき(英語表記)Shu Xi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「束せき」の意味・わかりやすい解説

束せき
そくせき
Shu Xi

[生]景元2(261)?
[没]太安2(303)?
中国,西晋学者。陽平元城 (河北省) の人。字,広微。官は尚書郎にいたった。汲郡の魏王の墓から発掘されたいわゆる『汲冢 (きゅうちょう) 周書』の整理功績があり,また,『詩経』の失われた編章を補う意図でつくられた『補亡詩』6編が『文選 (もんぜん) 』に収められている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android