松の雪(読み)マツノユキ

デジタル大辞泉 「松の雪」の意味・読み・例文・類語

まつ‐の‐ゆき【松の雪】

松に降り積もった雪。
かさねの色目の名。表は白、裏は青。柳襲やなぎがさね

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「松の雪」の意味・読み・例文・類語

まつ【松】 の 雪(ゆき)

① 松の枝や葉に積もった雪。
古今(905‐914)春上・一八「み山にはまつの雪だにきえなくに宮こはのべのわかなつみけり〈よみ人しらず〉」
② 白系統の襲(かさね)色目の名。柳襲異名。表は白、裏は青で雪下の松ともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android