精選版 日本国語大辞典 「柳襲」の意味・読み・例文・類語 やなぎ‐がさね【柳襲】 〘 名詞 〙 襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は青。女房の襲では五衣(いつつぎぬ)のいずれも表白、裏青、これに紅の単衣を着る。冬から春まで用いる。やなぎ。やなぎのきぬ。《 季語・春 》[初出の実例]「をとこをむな、右は赤色に桜がさね、左は青色にやなぎがさね」(出典:延喜十三年亭子院歌合(913)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例