母子相互作用(読み)ぼしそうごさよう

妊娠・子育て用語辞典 「母子相互作用」の解説

ぼしそうごさよう【母子相互作用】

ぐずった赤ちゃんを抱っこして「どうしたの?」と声をかけます。赤ちゃんも少し安心して落ち着きます。おなかが空いて赤ちゃんが泣くとお母さんはお乳をあげ、赤ちゃんは泣きやんで満足します。このようにお互いの“働きかけ”が繰り返され、その中で絆が育まれていくことが「母子相互作用」です。もちろんお父さんとの「相互作用」も大切です。そして、こうした相互の応答の積み重ねで、お母さんやお父さんなど特定他者(主たる養育者)との間に、赤ちゃんに「愛着アタッチメント」が育まれていきます。

出典 母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(母子愛育会総合母子保健センター所長)、子育て編:渡辺博(帝京大学医学部附属溝口病院小児科科長)妊娠・子育て用語辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android