江南亭唐立(読み)こうなんてい からたち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「江南亭唐立」の解説

江南亭唐立 こうなんてい-からたち

?-? 江戸時代後期の絵師,戯作(げさく)者。
江戸の人。十返舎一九(じっぺんしゃ-いっく)が文政元年(1818)に刊行した「落咄口取肴(おとしばなしくちとりさかな)」に愚舎一得の名で挿絵をかく。のち「誂染由縁廼色揚(あつらえぞめゆかりのいろあげ)」などをあらわした。狂歌にもすぐれた。姓は田中(一説中田)。名は慶治。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android