法の声(読み)ノリノコエ

デジタル大辞泉 「法の声」の意味・読み・例文・類語

のり‐の‐こえ〔‐こゑ〕【法の声】

読経説法念仏などの声。のりの音。
「―にききぞわかれぬ長き夜のねぶりをさます暁の鐘」〈玉葉集・釈教〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「法の声」の意味・読み・例文・類語

のり【法】 の 声(こえ)

読経、説法、念仏、歌讚などの音声。のりの音。
※書陵部本恵慶集(985‐987頃)「のりのこゑ絶えせぬ岸に水すみてしのぶるかげをくらべつるかな」
謡曲百万(1423頃)「車に法の声立てて、念仏申し身を砕き」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android