法の舟(読み)ノリノフネ

デジタル大辞泉 「法の舟」の意味・読み・例文・類語

のり‐の‐ふね【法の舟】

仏法極楽浄土彼岸衆生しゅじょうを運ぶことを、舟にたとえていう語。法船ほうせん
「―さして行く身ぞもろもろの神も仏もわれをみそなへ」〈新古今・釈教〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「法の舟」の意味・読み・例文・類語

のり【法】 の 舟(ふね)

極楽浄土の岸に衆生を運ぶ舟。仏法を舟にたとえていう語。法船
散木奇歌集(1128頃)釈教「法の船にみだの光やさしつらむ浮瀬をこせどそこもさはらず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android