牝鹿(読み)メジカ

デジタル大辞泉 「牝鹿」の意味・読み・例文・類語

め‐じか【×牝鹿/雌鹿】

《古くは「めしか」とも》めすの鹿。 秋》牡鹿おじか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「牝鹿」の意味・読み・例文・類語

め‐じか【牝鹿】

〘名〙 (古くは「めしか」) めすの鹿。めか。《季・秋》
書紀(720)仁徳三八年七月(寛文版訓)「時に二(ふたつ)の鹿(か)、傍に臥す。鶏鳴(あかつき)に及ばむとして、牡鹿(しか)、牝鹿(メシカ)に謂て曰はく」

め‐か【牝鹿】

〘名〙 (「めが」とも) めすの鹿。めじか。
※十巻本和名抄(934頃)七「鹿 〈略〉牝鹿曰麀〈音憂於尤反米賀〉」
※大唐西域記長寛元年点(1163)七「雌鹿(メカ)有り」

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普及版 字通 「牝鹿」の読み・字形・画数・意味

【牝鹿】ひんろく

めじか。

字通「牝」の項目を見る

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