物流バーコード(読み)ぶつりゅうバーコード

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「物流バーコード」の意味・わかりやすい解説

物流バーコード
ぶつりゅうバーコード

コンピュータによる仕分けや在庫管理検品の迅速化で物流効率化をはかるために荷物段ボール箱に添付するバーコード。 1987年に世界標準の物流バーコードである ITFコードが JIS化されて普及がはかられるようになったが,それ以前の 78年にすでに JIS化され,小売業POS (販売時点情報管理) に利用されてきた JANコード (ジャパニーズ・アーティクル・ナンバー・コード) という別体系のバーコードを物流バーコードとして活用する企業もある。輸出用などには ITFコードがそのまま使えることから,ITFが普及するとみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android