生親族(読み)ナマシゾク

デジタル大辞泉 「生親族」の意味・読み・例文・類語

なま‐しぞく【生親族】

血縁近くない親族
「―だつ人とぶらひにものしたり」〈かげろふ・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生親族」の意味・読み・例文・類語

なま‐しぞく【生親族】

〘名〙 (「なま」は接頭語) 血縁のあまり近くない親族。遠縁
蜻蛉(974頃)中「その暮れて、又の日、なましぞくたつ人、とぶらひにものしたり」

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