疏注・疏註(読み)そちゅう

精選版 日本国語大辞典 「疏注・疏註」の意味・読み・例文・類語

そ‐ちゅう【疏注・疏註】

〘名〙 (「注」は本文解釈、「疏」は注をさらにくわしく解釈したもの) 本文の注釈。また、前人の注釈にさらにほどこした注釈。注疏
※都繁昌記(1837)劇場「此れ劇題・段数・諸優の本姓名・劇に在っては則ち某某を扮するの疏注、〈略〉唱拍(〈注〉うたうたひ)等の人名を記するなり」 〔陶弘景‐与武帝論書啓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android