稀者(読み)マレモノ

デジタル大辞泉 「稀者」の意味・読み・例文・類語

まれ‐もの【×稀者】

その道にかけてたぐいまれな人。
「花のちまたの―とは、其挙動とりなしにも知られたり」〈逍遥当世書生気質

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「稀者」の意味・読み・例文・類語

まれ‐もの【稀者】

〘名〙 たぐいまれな人。傑出した人物。まれびと。
浄瑠璃宇治の姫切(1658)初「つな、きん時、さだみつ、すへ竹とて、天下四人のまれもの、是を四天わうとかうし」

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